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アルゼンチン/ウルグアイ/パラグアイに行ってきました⑨-ウルグアイ

2011年12月14日

最近南米ワインが注目を浴びていて、日本のワインショップでも多数取り扱っているのを見かけます。代表的なのはアルゼンチンワイン、チリワインですが、実はウルグアイもでもワインを生産しているのです。日本ではあまり知られていませんが、この国もまたアルゼンチンやチリと同じくブドウの栽培に適した気候と大地を持つワインベルト地帯に位置し、ワイン作りは300年もの昔から人々の生活の一部でした。安価で良質のワインとしてその成長は近年著しく、国際的なコンクールで賞を取ることもしばしば。ワイン業界ではなかなか注目株のようですよ。

使われているのは「TANNAT(タナ)」という品種で、主に南西フランスとウルグアイで栽培されています。強いタンニンが特徴で、時間と共にまろやかな味わいが出てくる長期熟成が可能なワインになるそうです。

そんなわけで、首都モンテビデオの郊外には数多くのブドウ畑とワイナリーがあり、観光客が旅の途中で立ち寄ることも可能です。今回訪問したFAMILIA DEICAS ESTABLECIMIENTO JUANICÓはモンテビデオの中心街から車で1時間ほど北上したところにあります。

一面に広がるブドウの脇には美しいバラの花。素敵な景色・・・だけではなく、これはちゃんと意味があるそうですね。バラとブドウはかかる病気や害虫が似ており、ブドウよりも繊細なバラの花が先にその害を受けることから、早期発見の役割を果たすのだそうです。ワインの知識がない私にはとても新鮮なお話でした。

広々としたブドウ畑を両脇に進んだ先には、リズミカルに機械音が響く工場とレンガ造りの可愛らしい建物。ひんやりとした地下に降りると、アルコール混じりのブドウの香りが充満した樽熟庫に静かに開封を待つ年季の入った樽が整然と並べられています。レトロな椅子に腰掛け、ワインの世界に思いを馳せながら試飲が楽しめます。

じっくり比べながら試飲するのは1階の食事スペースにて。おつまみと一緒にご自慢のワインの数々を紹介してくれます。ESTABLECIMENTO JUANIÓの代表的なワインはDon Pascual(ドン・パスカル)。樽の香りと独特の渋みが後を引きます。タナ以外にメルローやカベルネ・ソヴィニョン、シャルドネなどを使用したワインやスパークリングワインも取扱いがあります。

今回の旅で、アルゼンチンワインも何度か飲ませていただきましたが、素人の私がわかるほど違う特徴を持っていました。南米ワインと一口に言っても、各国各ワイナリーそれぞれの味わいが楽しめます。日本での認知度はまだまだ低いマニアックなウルグアイワイン。アルゼンチンやチリと組み合わせて、南米ワインの旅はいかがでしょう。

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